香川県を中心に活動しているミュ－ジカルの劇団で、今年が劇団として28年、ミュージカルを始めて30年目になる。
はじめは小学校のミュ－ジカルクラブとして発足したが、現在は小学校から独立し、劇団員も小学生から大人まで、今年は100名の劇団員から組織されている。また教育活動として、ミュ－ジカルスクールを開き、子どもの表現力や情操の育成をめざした活動も行っている。
毎年創作のミュ－ジカルを制作し、これまで高松市民会館、香川県県民ホールまた県外でも公演している。
作品はこれまでに、「おりひめとひこぼし」「河童の涙」「リトルマーメード」「ガラスの靴」「雨がきらい」「不思議なプレゼント」「もう一人の私」「私の大予言」「あぶくだったにえたった　にえたら宇宙へ飛んでゆけ！」「私のあの消えた赤い風船」「ピコ」等を制作し、95年には第10回国民文化祭とちぎ演劇祭の香川県代表劇団として、「あぶくだった・・」を公演、また96年にはプレ国民文化祭で「あの夏の日のホオズキの…」を公演、また平成9年度第12回国民文化祭香川瀬戸内児童演劇祭の中心的な団体として、その準備にあたり、ミュージカルコメディ「紙風船の歌」を公演する。
98年4月、第3回宝塚ミュージカルコンクールにて「あの夏の日のホオズキの…」が金賞を受賞し、また同時に特別賞として内海重典特別賞も受賞。いままでの作品のいくつかは、音楽之友社から楽譜・ビデオが出版され、日本全国で取り上げられている。
平成15年度には香川県教育委員会よりこれまでの活動が認められ、教育文化功労者団体に選ばれる。 また、平成25年度、5月3日憲法記念日、香川県知事表彰。団体としては唯一、教育文化功労者賞を受賞する。