香川県在住の切り絵作家、長谷川隆子氏の作品展を開催します。
長谷川氏は、四国に古くから根付く手漉き和紙の文化やその美しさに魅了され、「切り絵」の手法を用いた美術作品を多数制作されています。平成28年頃より、「その場所でしか生み出せないもの」に焦点を当て、地方各地の歴史や風土、風俗、民話や寓話、人々の願いなどをモチーフにした作品を、切り絵と照明による空間全体を使ったインスタレーションで表現しています。
今回の企画展では、牟礼、庵治にも縁の深い「石、山、土」をテーマに、企画展示室にて大型のインスタレーションを展開するほか、エントランスホールでも作品を展示します。
和紙、切り絵、照明と影の表現を通して、牟礼、庵治に根付く「うぶすな」を感じることのできる展示となっています。お誘い合わせの上、ぜひ御来館ください。