岡山市を拠点に活動するおぎゃー献金合奏団による定期演奏会が開催されます。
定期演奏会はスタート以来、岡山と香川で開催しています。新型コロナ禍を経て、３年ぶりとなる今年、香川公演は初めて高松市を離れて観音寺市で開催します。
おぎゃー献金は１９６３（昭和３８）年、鹿児島県の産婦人科開業医が近くに住む重症心身障害児の三姉妹を見て、何とか救済してあげたいと手をさしのべたのが始まり。障害児の子供たちに少しでも幸福を分け与えたいと考え、健康な赤ちゃんをお産されたお母さん方と、それに立ち会った医師や看護師たちが愛の献金をと発案されたのが運動の発端です。
募金推進運動の一環で行う献金の意義をもっと広く知ってもらうことを趣旨に、香川県在住で岡山大学医学部在学中に岡山大学交響楽団に所属、オーボエを担当した産婦人科医の藤田 卓男さんが中心になって、献金活動５０周年を迎えた２０１３年に合奏団が発足しました。
障害者、障害児、それにお子様連れの方は大歓迎です。お気軽にお越し下さい。
チケットは香川県下産婦人科診療施設（病院、医院）と観音寺市民会館で取り扱っています。

〈プログラム〉
チャイコフスキー｜バレエ“くるみ割り人形”より抜粋（セレクト）
ヴェルディ｜歌劇“運命の力”より序曲
童謡・唱歌他｜保科 康子と仲間たち

〈出演〉
おぎゃー献金基金合奏団（Orch）
保科 洋（Cond）〈岡山大学交響楽団常任指揮者〉