陰暦に於ける日本文化では別れのシーズンを迎えるこの時期が新年と云われます。展示は気持ちを新たにする始まりの季節に贈り物をと、この習わしを現代に伝えていこうと春のしつらいと贈り物をテーマに、一昨年より桃の節句を前に開催しています。
４年目の今年は新型コロナウィルス感染拡大を受け、規模を縮小しました。とはいえ、県内外で活動する作家さんが制作した陶やガラス等で作られたお雛様始め、手ぬぐい、風呂敷、つるし雛など、バラエティに富んだ、春らしいアイテムが揃いました。
なお今年は上述、コロナ禍のため、本来は３月までの会期を陰暦上巳の節句（桃の節句）までとしました。
趣旨が趣旨ですので、無論、希望者には販売をいたします。友人や知人への贈り物として、相手の嬉しい表情を思い浮かべながら。また自分へのご褒美のプレゼントとしてもいいでしょう。

〈参加作家〉（五十音順、敬称略）
石原 宝〈香川〉　上田 達生〈山口〉　奥田 英次〈徳島〉
貴志 勉〈香川〉　田中 保基〈香川〉　中山 紀子〈香川〉
西﨑 和子〈岡山〉　ガラス工房キルロ〈宮城〉
コシェルドゥ〈岩手〉

〈画像〉いずれも昨年の展示より
（２）（３）奥田さん〈徳島・八寸さん〉の作品