山下さんは高松市在住。奥様と登山に出かけるのが趣味で、そのたびに訪れる各山々で山野草の写真をカメラに収め、二人で観るのを楽しみにしていらっしゃいました。
写真展を開催することになったのは昨年、長年の入院生活から片道切符の旅に出たことから。日々、介護をされたほどで、円満の秘訣であった二人だけの思い出の山野草を親族だけでなく、知り合い、そして名前も知らない数多くの方々にご覧いただきたい。食事のため足繁く通うギャラリーカフェの常連で、写真愛好家としておなじみの松下 博行さんのバックアップにより実現しました。
山下さんがただ単にシャッターを切っただけでの杵柄を、松下さんが編集を駆使して表現作品に仕上げた、およそ２０点の作品群です。